
始める前に
- ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
- ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
- 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します
Create a Compute Engine VM instance
/ 20
Install an Apache Web Server
/ 20
Install the Ops Agent
/ 30
Create an alerting policy
/ 30
あなたはクラウド管理者で、インフラストラクチャのモニタリングを担当しています。Google Cloud の運用を開始することになったため、ログや指標などのデータをリソースから収集し、アラートを設定して、データをダッシュボードで可視化できるようにする必要があります。
懸案事項として、次のようなものがあります。
次の図に、CloudWatch のワークフローを示します。
Amazon Web Services(AWS)で、アプリケーションとインフラストラクチャから指標やログを収集するために、Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)インスタンスに Amazon CloudWatch エージェントをインストールします。Amazon CloudWatch を使用してリソースからログデータを収集するには、ログとロググループを構成します。カスタム指標を 1 つ以上構成して、インフラストラクチャの特定の側面をモニタリングすることもできます。
最後に、アラームを 1 つ以上作成してイベントをモニタリングの対象にし、イベントに反応して管理者に通知が送信されるようにします。
それでは、Google Cloud でインフラストラクチャをどのようにモニタリングできるのかを確認しましょう。
このラボでは、Compute Engine インスタンスを作成し、そのインスタンスに Ops エージェントをインストールして構成します。その後、トラフィックを生成して、事前定義された Apache ダッシュボードで指標を確認します。さらに、アラート ポリシーも作成します。
このラボでは、次のタスクを行う方法について学びます。
このタスクでは、Compute Engine VM インスタンスを作成し、マシンタイプとブートディスク、および HTTP / HTTPS トラフィックを許可するファイアウォール ルールを構成します。
Google Cloud コンソールのナビゲーション メニュー()で、[Compute Engine] > [VM インスタンス] をクリックします。
VM インスタンスを作成するには、[インスタンスを作成] をクリックします。
インスタンスのフィールドに次のように入力します。
[マシンの構成] をクリックし、次の値を指定します。
フィールド | 値 |
---|---|
名前 | quickstart-vm |
リージョン | |
ゾーン | |
シリーズ | E2 |
マシンタイプ | e2-small |
[OS とストレージ] をクリックします。
[ネットワーキング] をクリックします。
残りのフィールドはデフォルト値のままにします。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、Compute Engine VM インスタンスに Apache ウェブサーバーをデプロイします。
インスタンスへのターミナルを開くには、[接続] 列で [SSH] をクリックします。プロンプトが表示されたら、[承認] をクリックします。
インスタンス上のパッケージ リストを更新するために、次のコマンドを実行します。
http://EXTERNAL_IP
を使用して Apache2 HTTP サーバーに接続します。ここで、EXTERNAL_IP
は VM の外部 IP アドレスです。このアドレスは、VM インスタンスの [外部 IP] 列で確認できます。[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、Ops エージェントを VM インスタンスにインストールし、Apache ウェブサーバーからログと指標を収集するように構成します。
Apache ウェブサーバーからログと指標を収集するには、ターミナルを使用して Ops エージェントをインストールします。
VM インスタンスへのターミナルを開くには、[接続] 列で [SSH] をクリックします。プロンプトが表示されたら、[承認] をクリックします。
Ops エージェントをインストールするには、次のコマンドを実行します。
google-cloud-ops-agent
が正常にインストールされたことを確認できます。
上記のコマンドにより、Apache ウェブサーバーからログと指標を収集して取り込むための構成が作成されます。Apache ウェブサーバーからログを取り込む方法について詳しくは、Apache ウェブサーバーの Ops エージェントを構成するをご覧ください。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、Apache ウェブサーバーに関する指標を生成し、自動的に作成される [Apache の概要] ダッシュボードで指標データを確認します。
Apache ウェブサーバーに関する指標を生成する手順は次のとおりです。
Google Cloud コンソールのナビゲーション メニュー()で、[Compute Engine] > [VM インスタンス] をクリックします。
[接続] 列で [SSH] をクリックして、VM インスタンスへのターミナルを開きます。プロンプトが表示されたら、[承認] をクリックします。
Apache ウェブサーバーでトラフィックを生成するには、次のコマンドを実行します。
上記のコマンドは、Apache ウェブサーバーに 4 秒間隔でリクエストを送信してトラフィックを生成します。
[Apache の概要] ダッシュボードを表示する手順は次のとおりです。
Google Cloud コンソールのナビゲーション メニュー()で、[すべてのプロダクトを表示] > [オブザーバビリティ] > [Monitoring] をクリックします。
ナビゲーション パネルで [ダッシュボード] を選択します。
[すべて] ダッシュボードで、[Apache GCE の概要] ダッシュボードを選択します。ダッシュボードが開きます。
ダッシュボードには、Apache と Compute Engine のインテグレーションに関する情報を示すいくつかのチャートがあります。
このタスクでは、メール通知チャンネルを設定し、アラート ポリシーを構成して Apache ウェブサーバーのトラフィック レートをモニタリングします。ここでは、レートが 4 KiB/秒を超えたらメール通知が送信されるようにします。
Google Cloud コンソールのナビゲーション メニュー()で、[すべてのプロダクトを表示] > [オブザーバビリティ] > [Monitoring] をクリックします。
[アラート]、[Edit notification channel] の順にクリックします。
[Email] セクションの [ADD NEW] をクリックし、アラートを受信するメールアドレスを入力します。
[Display Name] に、もう一度メールアドレスをコピーして貼り付けます。
[保存] をクリックします。
Google Cloud コンソールの [オブザーバビリティ] で [アラート] をクリックし、次に [Create policy] をクリックします。
モニタリング対象の時系列を選択します。
Apache トラフィックのチャートが表示されます。
[Transform data] セクションで次の値を選択してから、[NEXT] をクリックします。
1 分
rate
[Configure alert trigger] セクションで次の値を選択してから、[NEXT] をクリックします。
任意の時系列の違反
しきい値より上
4000
[Configure notifications and finalize alert] セクションで、次の値を選択します。
アクセスできるメールアドレス
30 分
Apache トラフィックしきい値より上
[ポリシーを作成] をクリックします。アラート ポリシーが有効になりました。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、Apache ウェブサーバーでトラフィックを生成して、アラート ポリシーをテストします。トラフィック レートが構成済みのしきい値を超えるとメール通知が送信されることを確認します。
Google Cloud コンソールのナビゲーション メニュー()で、[Compute Engine] > [VM インスタンス] をクリックします。
[接続] 列で [SSH] をクリックして、VM インスタンスへのターミナルを開きます。プロンプトが表示されたら、[承認] をクリックします。
ターミナルに次のコマンドを入力します。
上記のコマンドは、Apache ウェブサーバーでトラフィックを生成します。
Apache ウェブサーバーで、トラフィック レートがしきい値 4 KiB/秒を超えると、メール通知が送信されます。このプロセスが完了するまで数分かかる場合があります。
受信するメール通知は、次の例のようになります。
このラボでは、VM に Ops エージェントをインストールし、そのエージェントを使用してインスタンスでの潜在的な問題を受信者に通知するためのアラート ポリシーを設定する方法を学習しました。
Google Ops エージェントと Amazon CloudWatch エージェントはどちらもモニタリング エージェントであり、クラウドにあるアプリケーションとインフラストラクチャから指標やログを収集できます。この情報を利用して、クラウドにあるアプリケーションとインフラストラクチャの健全性とパフォーマンスをモニタリングできます。この 2 つのサービスには、次のような類似点と相違点があります。
類似点:
相違点:
ラボが完了したら、[ラボを終了] をクリックします。ラボで使用したリソースが Google Cloud Skills Boost から削除され、アカウントの情報も消去されます。
ラボの評価を求めるダイアログが表示されたら、星の数を選択してコメントを入力し、[送信] をクリックします。
星の数は、それぞれ次の評価を表します。
フィードバックを送信しない場合は、ダイアログ ボックスを閉じてください。
フィードバックやご提案の送信、修正が必要な箇所をご報告いただく際は、[サポート] タブをご利用ください。
Copyright 2025 Google LLC All rights reserved. Google および Google のロゴは、Google LLC の商標です。その他すべての社名および製品名は、それぞれ該当する企業の商標である可能性があります。
このコンテンツは現在ご利用いただけません
利用可能になりましたら、メールでお知らせいたします
ありがとうございます。
利用可能になりましたら、メールでご連絡いたします
1 回に 1 つのラボ
既存のラボをすべて終了して、このラボを開始することを確認してください